看護師2年目転職

看護師2年目の転職事情

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看護師2年目の転職

看護師の登竜門と言われる、厳しすぎる1年目を乗り切った看護師2年目。
ツラい局面は乗り切ったはずなのに、どうして辞めたくなってしまうんだろう。
みんなどうやって頑張ってるんだろう。

 

2年目で転職を考えるときは、本当に辞めていいのか、辞めた先に何があるのか、不安だらけですよね。
そんな2年目看護師さんをお助けする情報を、いろいろお届けします。

 

 

1.看護師2年目の実力と転職事情

 

1-1.看護師2年目はどんな理由で辞める事が多い?

 

2年目が楽しく過ごせるかどうかは、看護師としての実力というよりは、その人のもともとの特性によるものが大きく左右します。

 

だからこそ、「自分は看護師に向いていないのでは」と感じて、転職を考えたりしてしまうのも当然です。
看護師は求人が常に多くあり、転職が珍しくない職業です。

 

それもあって、仕事をしている限り「辞めたい」と思わない人は少ないと思います。
ですが、それを本当に思いつめてしまって日々過ごすのは、気分が落ち込むばかりでツラいですよね。

 

看護師として2年間働き、せっかく慣れてきた職場ですが、体調を崩したり、メンタルを痛めたりしながら働いても、仕方ありません。
2年目の看護師で転職を考える人からは、よく次のような意見が聞かれます。

 

いつまでたっても先輩に信頼されない。

 

看護師2年目は、遠くから観察されることが多いものです。

プリセプターのように公式に指導する立場にないだけに、先輩看護師の注意の仕方も、「言いっぱなしで高圧的」になりがちです。

 

注意されてもイジけずに、「はい、がんばります!」とやる気をみせましょう。

急かされても丁寧に、地道に自分らしい努力をつづけることで、いつかは先輩もあなたの看護師としての良さに気付いてくれるでしょう。

 

うっかりミスがどんどん出てくる

 

看護師2年目はプリセプターが離れて、うっかりミスが出やすくなる時期です。プリセプターがいたころは、事前にミスが出やすいところを注意してくれていたので、自分で意識できなかったんですね。

 

看護師2年目は「確認することの大切さ」が身に染みてわかる時期です。滴下のチェック、時間でやることのチェック、ひとつひとつの早めの確認は、注意しているうちに徐々にできていくようになるから、大丈夫ですよ。

命に関わる重大なミスだけは、先輩看護師にも確認してもらうなど、予防しましょう。

 

待遇面が不満だらけ

 

求人時の情報は確かであるべきですが、給与面では「諸手当込」と内訳があいまいになっていたり、税金などもろもろ引かれているうちに、提示額よりも明らかに少なくなってしまう現状があります。
また、残業量や休日数も、部署ごとの事情により実際は条件よりもずっと悪かったりすることも多々あります。

 

待遇面の不満は、なかなか気の持ちようではカバーできません。

仕事をするのはお金を稼ぐためです。待遇面の不満がやる気を凌駕してしまうようなら、今後のキャリアのためにも早めに転職を考えたほうがいいですね。

 

1-2.看護師2年目の実力

看護師2年目の実力は、個人の力量によってさまざまです。覚えがいい2年目看護師や、要領のいい2年目看護師はどんどん先輩の信頼を勝ち取っていきます。
逆に、少し手際が悪かったり、先輩の説明を聞いても素早くは呑み込めなかったりする2年目看護師も、まだまだたくさんいます。

 

看護師2年目の個々の力量は、先輩との信頼関係、人間関係を築けているか、という点で最もわかりやすく判断できます。やはり先輩は看護師を長くやっているだけあって、2年目の看護師をみる力も備わっています。

 

実力のある2年目看護師は、多少コミュニケーションが苦手でも、自然と先輩看護師とそれなりの関係を築けることが多いです。逆に、コミュニケーション能力だけあっても、口先ばかりで信頼できない2年目看護師と扱われて、先輩看護師と上手に関係を築くことはできません。

 

先輩看護師に信頼されていない、ちっとも看護師としての実力がないんだ・・・ということではありません!看護師の現場にもいろいろありますし、先輩看護師のタイプも星の数ほどあります。今の職場の先輩看護師とは仲良くやれず、信頼されなくても、新しい職場には新しい人間関係が待っています。

 

ミスばかりで信頼もされないし、看護師が向いていない・・・と思わずに、そういう人ほど、新しい職場にチャンスを賭けてみる価値があると思います。看護師の職場は無限にあり、その可能性も無限大です。きっとあなたにピッタリな人間関係で、あなたが無理せず活躍できる職場があるはずです。

 

1-3.看護師2年目はどんな転職先がある?

とはいえ、看護師2年目はほとんど新人同様。
新しい職場にいっても、まだまだ即戦力とはいえない存在です。

 

そんな2年目看護師の転職先で最も多いのは、やっぱり病棟です。
世の中の看護師求人でもっとも多いのは病院勤務です。
さらに病院では独身の看護師の、ほとんどが病棟勤務に回されます。
ツラいですが、若くて元気なうちは病棟で、というのが暗黙のルールのようですね。

 

病棟勤務のメリットは、教育が充実しているところです。
クリニックや介護系の施設では、どうしても人員が少ないため、教育が手薄です。

 

2年間キツイ目に合ってきたのに、また病棟!?と思うかもしれませんが、これから看護師としてのキャリアを積むためには、やはりまだ2年目看護師だったら、病棟で手技や知識を身に着けたほうが、自分のためにもなるでしょう。

 

大学病院だろうと、民間病院だろうと、病棟勤務は大変なところが多いです。
けれど、人間関係が良いか悪いかで、実感的にはだいぶ変わってきます。
転職する場合は内定前に、待遇面の確認はしっかりしておきましょう。
また、同じ病棟業務でも精神科や眼科・耳鼻科などの病棟はだいぶ楽です。
転職先に事情を説明して、まずは楽な病棟にしてもらえるか交渉してもいいでしょう。

 

「もうこの先、病棟では働かない!医療よりも介護寄りの仕事がしたい!」という人もいると思います。
メンタル的にも身体的にも、負担が少ないのは介護系の施設です。
同じくクリニックでも、ママさん看護師など年配の看護師が多かったり、急な業務が少なかったりするので、内定さえもらえれば、穏やかに働けることが多いです。
ただし前述のとおり、病棟以外の求人では即戦力を求めることが多いため、2年目看護師では採用されることが難しい場合が多いです。

 

そんなときは、看護師求人サイトを利用すると、便利です。転職の条件がしっかり決まっているので、担当のコンサルタントに相談すれば、先方との交渉の大部分を請け負ってくれます。

 

病棟業務に本当に未練がない人は、早くからキャリアをそっち方面に転換するのも、ひとつの手ですね。

 

1-4.看護師2年目で辞めたい、転職したいと言ったら周りの反応は?

2年目で看護師を辞めたい、と転職の決意を打ち明けて、もろ手をあげて賛成する人はまずいません。世の中には何の根拠か「新卒3年目までは頑張ったほうが得」ということが、どの業界でも言われています。実際、看護師も3年目になると、看護師としての思考回路がだいぶ育ってくるので、どこの分野に転職しても、即戦力として数えられるぐらいに成長します。

 

看護師2年目で辞めたいといって反対されたら、まずは異動願いを出して、人間関係を変えてみるのも手です。異動は面倒な手続きがいりませんし、同じ施設内でも案外まったく違う人間関係が築けるものです。病院側も辞められるよりは、異動してもらって人数確保していたいという本音があるので、1度交渉してみてはどうでしょう。

 

けれど、それでも状況が変わらなかったら、身体を壊してまで、少ない給料をガマンして生活を切り詰めてまで、2年目までの職場にこだわる必要はないと考えます。看護師は、今後長く続けられる職業です。いまの職場でのキャリアにこだわらなくても、2年目看護師ならなおさら、今後のキャリアは自由自在です。思い切って転職して、次の職場の可能性に賭けてみましょう。

 

 

2.看護師2年目の転職で成功するには

2-1.在職中に次の転職先を探しておく

看護師2年目で転職する場合、収入を途切れさせると経済的に厳しいことがほとんどです。今の職場を退職すれば当然無給になりますし、看護師寮にいる場合は、転職に伴い引っ越し費用も掛かります。また、退職時に次の職場が見つかっていなければ、転居先も決まらないことになってしまいます。

 

看護師2年目の転職先を、在職中に決めておいたほうが良いもう一つの理由は、「ブランクをなるべく作らない」ためです。ただでさえ早すぎると思われがちな看護師2年目の転職に、とくに理由もなくブランクがあると、「働く気がないんじゃないか」と、転職先に思われてしまいます。

 

2-2看護師.2年目はこんな転職先がおすすめ

前述のとおり、看護師2年目はまだまだ新人同様です。転職するのなら、人数が多くてしっかりした教育制度が整っている施設が良いでしょう。研修などが少ないことは一見、ラクそうで良く思えますが、ミスがあってもフォローなし、成長は全部自己責任、というのはプレッシャーです。転職先でも早く辞めたくなってしまう原因になりかねません。

 

2-3.看護師の転職支援サイトを利用する

上記のポイントをクリアするためにお勧めなのが、転職支援サイトの利用です。看護師の転職のスペシャリストともいえる担当コンサルタントが、個別の条件にふさわしい求人を、仕事で追われるあなたの代わりに探してくれます。

 

コンサルタントは求人先とも連絡を密にとっていることが多いので、看護師2年目の事情から、あなたの個人的な事情まで、しっかり把握して、求人先と交渉してくれます。転職時の待遇面の確認や、条件の交渉はなかなか自分ではしづらいものです。コンサルタントが代わりにやってくれれば、あなたは結果を待っているだけでよいので、とってもラクですね。

 

また、転職支援サイトのコンサルタントは求人先に実際に出入りすることもあります。現場の雰囲気や人間関係も肌で感じているので、より具体的なアドバイスをしてくれることでしょう。

 

2-4.退職時のマナー

転職先が決まって、退職日が迫っているからと言って、現職場をおろそかにしてはいけません。転職する身でも、立派な社会人です。退職までシフトをしっかり守ることはもちろん、退職時のあいさつはちゃんとしましょう。前職でしっかりけじめをつけることが、次の転職先で前向きに取り組む力に繋がります。

 

3.周りの2年目で転職した新人看護師の話

 

★看護師2年目で転職したAさんの場合

民間病院での看護師1年目が終わり、プリセプターが外れて独り立ちしたものの、いつまでたっても先輩たちの口調がキツくて高圧的。一緒に仕事をしている仲間のはずなのに、「アレはやったの?」「まだそんなことしてるの?」と、チェックが厳しく、ちっとも信頼されませんでした。

 

もう少し信頼してもらって、のびのびやりたいと思い、思い切って大学病院に転職しました。大学病院ではスタッフ数も多く、寝たきりで経過が長い患者も少なかったので、業務も民間病院より楽でした。自然と人間関係にも余裕ができて、スムーズに働けるようになりました。

 

★看護師2年目で転職したBさんの場合

病棟で看護師1年目をみっちりプリセプターについて教えてもらったのに、プリセプターが外れたらミスばかり。それも、点滴の早滴や血糖測定忘れなど、基本的なものばかりで、自分が情けなくて仕方がなかったです。こんなにおっちょこちょいでは、人の命を預かる看護師の仕事は向いていないのかもと悩みました。

 

すっかり悩んでウツっぽくなってしまったので、病棟の仕事以外で転職を考えました。しかし、自分で求人のあるクリニックに電話してみても、看護師2年目の転職ということでいい返事はなかなかもらえませんでした。

 

思うように転職先がみつかりませんでしたが、たまたまネットで見かけた転職支援サイトに登録しておいたら、そこの担当者から電話がかかってきたので自分の希望条件をじっくり聞いてもらいました。

 

結果、その担当者が施設と交渉してくださって、しばらくは先輩看護師のフォロー付き研修期間、ということで、介護施設に採用が決まりました。今の職場は先輩看護師も話しやすい人が多いらしく、いい職場が見つかって安心しています。

 

★看護師2年目で転職したCさんの場合

病院を選んだ時に見た情報と、実際の給料、休日数、残業量が全然違いました。
1年目は自分のせいかとも思ったし、自分が使えないんだからそんな贅沢いえないと思ったけど、2年目になって周りが見えてきたら、全部不満!やりがいはあるけど、今後もこの待遇では長く続けられる気がしませんでした。

 

転職することを決めて、今度は採用前にしっかり実際の条件を確認したいと思ったので、転職支援サイトに相談しました。
自分で採用先に確認するのは、雰囲気的にも難しいと思ったからです。

 

事前に担当コンサルタントが確認してくれたおかげで、条件のいいところだけに絞って、面接を受けることができました。おかげで今は、待遇面でも恵まれた職場で働けています。

 

4.まとめ

 それぞれいろんな理由はありますが、看護師2年目も転職するのに間違った時期ではありません。看護師の仕事はいろんな働き方ができるので、生涯付き合っていける職業です。看護師の仕事自体はあきらめずに、さまざまな可能性を探してみてくださいね。

 

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