看護師の再就職ブランクが不安

看護師の再就職 ブランク有り!不安克服の方法

ナースではたらこ

看護師の再就職 ブランク有りで不安なあなたへ

看護師の資格をもっていれば看護師に再就職することは、意外と簡単です。どこの施設でも看護師の数を増やそうと必死に求人を行っていますので、再就職先がほかの職業に比べて、かなり簡単に見つかることは、看護師の強みです。ただ、だからってどこでもイイってわけではないですよね。

 

 「自分のやりたいことがあるか」はもちろんのこと、看護師ブランク有りで再就職する場合は「まともに働けるか」、ということがまず心配だと思います。看護師という仕事は、人の命を預かる仕事ですから無責任には始められません。また、シフト制の仕事なので再就職早々に穴をあけるわけにもいきません。

 

 看護師の再就職は引く手あまたであるが故に、「自分で慎重に選んで、再就職の条件を整える」ということが大切になってきます。不安要素が多いと、「まぁ今回は見送るか・・・」なんて気持ちにもなりがちですが、ここは一つ一つ不安を解消して、自信をもって再就職できるようにしていきましょう。

 

 

1.再就職のここが不安!

再就職するときの不安は、人それぞれです。ひとつひとつの不安を考えると夜も眠れなくなりそうですが、不安を解消する方法を前向きに考える姿勢が大切です。自分に足りないものへの不安と同時に、自分が持っているものを再確認して、自信を持って再就職に臨みましょう。

 

1-1.看護師ブランクが不安

看護師の再就職で一番不安なのが、これですよね。子育てや長期の旅行などでしばらく看護師の仕事から離れていると、人の命を管理する仕事に尻込みしてしまうものです。しかも既卒看護師として期待されることも多いわけですから、急に現場に放り込まれて大丈夫か、と不安になるのは当然です。

 

そういう時は、求人情報で「ブランクOK」と明記してあるところを探すのも手です。そういう風に書いてある所なら、面接時にも「ブランクがあり、心配です」と、正直に伝えやすいですよね。大切なのは、不安な気持ちを再就職先に伝えることです。無理やりデキる気持ちになるよりも、得られるフォローを得て、自然に自信を取り戻すのがベストです。ブランク看護師を受け入れる側も正直に言ってもらう事で受け入れ体制が整います。再就職先と一体になって取り組めるといいですね。

 

看護師の資格を持っているけれど、看護師の仕事をしていない人は世の中にたくさんいます。子育てや結婚など、ライフステージが変わりやすい女性ならではの特徴ですね。なので、再就職先の施設で、ブランクがある看護師対象に研修を行っているところは多くあります。

 

施設によっては、新人と全く同じ研修プログラムを受けられるところもありますし、それが歯がゆい場合は既卒看護師専任のプリセプター制度を設けているところもあります。自信はないけれど、新人看護師と一緒ではちょっと・・・という場合は、再就職先の研修の内容も事前に確認しておきましょう。

 

看護協会でも、ブランクのある看護師の再就職にとても力を入れており、都道府県別にナースセンターを設けて再就職支援を行っています。BLSやスタンダードプリコーションなど、基礎的な実技の講習会を定期的に行っているセンターも多く、調べてみる価値ありです。参加者が同じブランクをもった看護師同士なので、不安を共有したり情報交換したり、仲間を作って取り組めるのもいいですね。

 

再就職では、仕事への自信のためにも、人間関係で信頼を得るためにも、最初のとっかかりが大切です。基礎的な看護技術で躓かないよう、復職支援を利用するなどして技術や知識、エビデンスの確認をしておくと、仕事が始まっても焦らずにひとつひとつの手技を行えますね。

 

1-2.体力がもつか不安

ずっと子育てと家事で家庭にいることが多かった方は、病棟や施設を駆け回る仕事ができるか、仕事が終わった後に家事ができるか体力的に不安、ということがあると思います。再就職をしても子育てや家事が減るわけではないので、このことは大変大きな問題ですよね。

 

最初にもある通り、看護師の再就職の強みは、「選択肢が多いこと」です。パートでも高給与で働ける施設や、夜勤なしの外来勤務など、あまり体力仕事にならない再就職先を選ぶことも可能です。クリニックは残業も少ないので、早い時間に受付時間が終わるところは要チェックですね。

 

 

2.キャリアの棚卸で自信を持とう!

2-1.自分には、こんなことができる!

再就職にあたり、自分が看護師としてどんな仕事をしてきたのか、を考えるのは大切なことです。自分のキャリアの棚卸をして、手持ちの札を確認することで「そういえば、こんなことがやれていたんだ!」と自信に繋がりますし、そのキャリアを活かす再就職先を探すこともできます。

 

面接などでアピールすれば、ブランクがあるなりにも自分の経験を明らかにすることができて有利です。再就職時に頼りになるのは自分の経験と、看護師としての勘です。得意分野を自覚しておくことで、自然と新しい仕事にも自信が持てるでしょう。

 

2-2.自分が経験不足な分野の把握

逆に、自分が苦手としていたことも思い出しましょう。たとえば、がん看護が未経験だったり、ずっと外科系にいたので内科系の指導などが苦手だったり、それぞれ得意分野があれば、苦手分野があります。それを把握することで、まずはその分野を避けたり、もしくは得意分野を生かしつつ、苦手分野も少しずつ克服できるような施設を選んだりすることができます。

 

2-3.得意不得意がわかれば、再就職先が見える

ブランク後の再就職は、今までのキャリアの延長上にある仕事を選ぶと安心です。脳外科の経験があるなら脳外科やリハビリ病棟、内科の経験が豊富なら内科病棟が充実した病院、などもいいですね。急に畑違いのところに飛び込んでしまうと、ブランクを埋める間もなく新人と変わらなくなってしまう恐れがあり、とても怖いです。

 

得意な分野から始めて、徐々に不得意な分野にも手を伸ばしてキャリアを積んでいけるのが、理想的な転職ですね。今までどんな看護をしてきて、これからどんな看護を学びたいのか、再就職先を決めるときには一度、自分の中で確認しておくといいでしょう。

 

3.再就職先に求めるコトはなにか決めよう

転職にはそれぞれ理由があります。再就職は、前職で得られなかったものを得るための最大のチャンスです。そのチャンスを最大限に生かして、よりよい職場を手に入れるためには、「譲れない条件はなにか」を常に意識して再就職先を決めることです。

 

看護師の再就職先は星の数ほどあるので、たくさん求人を見ているうちになにがなんだか、よくわからなくなってくることがよくあります。給料が低いのがイヤで退職したはずなのに、気が付いたら綺麗な施設に惹かれて再就職先が決まっていて、給料は前職と大して変わらなかった…なんてことがよくあります。再就職先が多すぎて迷子になってしまうんですね。 

 

再就職先にはさまざまな条件があります。給与、有給、立地、どの条件が一番大事で、どの条件が妥協できるのか、あらかじめ自分の中で優先順位をつけておくことで、迷子にならずに効率的に求人を探すことができます。

 

3-1.通勤のし易さ

通勤のしやすさはとても大事です。職場が遠いことは、それ自体が退職の理由にもなります。「駅から徒歩20分だけどオシャレな街だから、帰りはショッピングを楽しめるわ」などと、最初は気にならないように思えますが、それが毎日となると事情が違います。なるべく前職より近いところを選んだほうがいいでしょう。

 

交通手段も大切です。電車とバス合計3回乗継で行く片道1時間と、電車一本で行ける片道1時間は、体力的にも精神的にも違うものです。再就職先を決める前に、できれば通勤経路を実際に通って確認してみるといいでしょう。それが自分に負担になりそうか、大丈夫そうか、判断することができますね。

 

3-2.給与

仕事をするのはお金のため、といっても過言ではないですよね。理想の職場であったとしても、給料が思うようにもらえないのでは生活できません。逆に、多少きつい仕事であっても毎月給料日がきて明細を手にすれば「ま、頑張るか」と思えるものです。給料が原因で退職した場合は、こればかりは自分の心がけでは改善しようがありませんので、「絶対に譲れない条件」として心に留めておくことをお勧めします。

 

3-3.仕事内容

夜勤がきつかった、体位交換が多すぎて腰にきた、外来では思っていた看護ができなかった、など仕事内容に行き詰って退職を選ぶ人も多いと思います。その場合は、再就職先にはその理由をカバーできるところを選びたいですよね。

 

求人情報をみるだけでは、内面までわからないことがよくあります。そういう場合は、公式な施設見学の日以外にも、その施設を訪れてみることをお勧めします。面会でもないのに、施設内をうろつくのは少し緊張しますが、自分の目で普段の施設の様子を確かめることは大切です。

 

患者さんがどんな様子か、看護師はどういう仕事をしているか、病院内のシステムや配置など、少しそこに身を置くだけで、求人情報を見ている100倍もの臨場感を持って知ることができます。また、自分で行けなくても転職サイトを利用している場合は、担当者に具体的な仕事内容を確認できます。第三者の目で見た施設の状況を確認することで、その仕事ができるかどうか、より具体的に考えることができます。

 

3-4.その他の条件

ブランクがある看護師に多い事情のひとつが、子育てです。子育てがひと段落したから復職、という人は多いと思います。その場合、自分自身だけでなく家事や子育てと仕事のバランスも考えなくてはいけないので、再就職先の条件はますます難しくなってきます。

 

子育て中の人は土日休みで夜勤のないクリニックなど外来業務のみの施設に勤めることが多いですが、このような施設はたいてい、少人数の看護師でシフトを組んでいます。子供にありがちなオネツや保育園からの呼び出しで、簡単に帰ることのできない職場が多いということでもあり、ママさん看護師には大きな不安要素ですよね。

 

年間休日が多く、残業が少ない職場はもちろんのこと、いざ子供を休ませなくてはならないときのフォローも十分考えておきましょう。家族のフォローは得られそうですか?自分が休んだ場合にも仕事に支障が少ないように、職場の人数はなるべく多いところを選んだほうが良いですね。

 

また、そのような場合に心強いのが、託児所のついた施設や病児保育施設に近い職場です。せっかく病児保育を利用しても、遠ければ遅刻になってしまいますし、仕事終わりの迎えが遠くてはママの負担は倍増です。いろんなケースを想定して、再就職先を選ぶことが大切です。

 

労働基準法では、1日に30分ずつ2回の育児時間をとることが認められています。初めての職場では言い出すのに勇気がいるかもしれませんが、「ブランクOK」や「子育てとの両立」など書いてくれている施設には、ダメもとでも確認してみましょう。

 

 

4.看護師求人サイトを利用するメリット

4-1.求人サイトを見る手間が省ける

自分が求める条件を伝えておけば、あとは担当者が探してくれます。星の数ほどある看護師の求人情報は見ているだけでも疲れますし、混乱します。探すのは担当者任せにして、自分は選ぶことに専念しましょう。その場合も、「譲れない条件」を忘れずに。担当者には遠慮せずにどんどん自分の希望を伝えましょう。

 

サイトごとに提携している施設が違うので、複数の転職サイトに登録することで、求人のチェック漏れを防ぐことができます。内定をもらって再就職が決まった後に、「あ、この求人知らなかった!」なんてことになったら切ないですよね。担当者との相性もあるので、複数に登録していろんな求人をキープしましょう。

 

4-2.聞きづらいことを聞いてもらえる

めぼしい再就職先があった時に、有給消化率や残業時間など、聞きたい情報は山ほどありますよね。けれど、そういうことはなかなか聞きづらいものですし、聞くことで転職先に悪印象を持たれるのは避けたいものです。

 

そういう聞きづらいことも、転職サイトに登録しておけば、担当者が代わりに聞いてくれます。再就職先を決めるのに大切なのは「譲れない条件」ですが、その条件を確認するのに大切な潤滑油の役割を、担当者が担ってくれるわけです。ありがたいことです。

 

4-3.面接のときのノウハウを教えてもらえる

数々の転職を見守ってきた転職サイトの担当者は、面接に必要なノウハウはたいてい持っています。服装から面接での対応まで、確実なノウハウを持っていて、なんでも聞ける人は他にはいません。転職サイトによっては、面接の予行練習や、面接で聞かれそうな質問のシミュレーションをしてくれるところもあるので、存分に活用して、自信をつけましょう。

 

「まとめ」

再就職に不安はつきものです。自分が再就職を終えたとき、何を手に入れていたいか、という理想像をもち、その実現を目指しましょう。たくさんの求人の中から、理想の再就職先に出会えるといいですね。

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