できる看護師は報告連絡相談

できる看護師になるには

できる看護師になるには

看護師

志を持って看護師になったからには、できる看護師と言われたいですよね?それでは、できる看護師になるにはどうしたら良いのでしょうか?

 

採血や点滴などの手技がソツ無くバッチリできる事やバイタルサインを見逃さない事等、技術的な事はもちろんですが、できる看護師になる為にはもっと根本的に大切な事があります。

 

それは、「報告・連絡・相談」所謂、報連相がしっかりできる事です。

 

新人看護師が1人前の看護師になるには3年かかります。
ですが、「報告・連絡・相談」ができるようには、心がけ次第でスグにでもなれます。

 

そしてコツコツと努力する事で時間はかかっても、『できる看護師』に必ずなれますよ!
『千里の道も一里から』まずは「報告・連絡・相談」から始めてみませんか?

 

ここでは1年目の新人看護師さんはもちろん、2年目、3年目の看護師さん向けに”できる看護師”になる為の大切なポイントをお教えしますのでぜひご覧ください。

 

 

1.誰だってはじめは新人看護師

 

――― ある意味、お客さんだった研修期間。―――
――― まだまだ他人事だった見学の時期。―――

 

それが終わって、いよいよ看護師として動き出すと、わかっていたことが抜けてしまったり、先輩の目ばかりが気になって挙動不審になってしまったりするものです。ましてや、自分のあいまいな一つの動作が患者さんにどう影響するか、考えただけで萎縮してしまうこともあると思います。

 

でも、それで大丈夫!それはいたって普通のことなのです。

 

あなたの手元を背後からジトッと見つめている先輩の『できる看護師』だって、元はあなたと同じ新人看護師だったのです。

 

みんないろんな不安を乗り越えて『できる看護師』になっているのです。

 

2.できる看護師は、「報告・連絡・相談」が得意

できる看護師

 

配属されると間もなく、どの先輩が『できる看護師』で、どの先輩が『できない看護師』なのか、ということはだんだんわかってくると思います。

 

できる看護師はみんなが頼りにしますし、できない看護師は周りの看護師たちもなんとなく距離を置きたがっているのが、伝わってきますね。

 

その人たちの違いこそが、「報告・連絡・相談」ができるか、できないか、なのです。

 

指導される立場でも、なんでも先に伝えておいてくれる先輩、情報共有してくれる先輩はありがたいものです。そういう先輩は、処置の途中でも「できた?」とか、「大丈夫そう?」とか、声をかけてくれます。

 

逆に、こっちが新人看護師で右も左もわからないのに、「そんなこと、言わなくてもわかってよ」の空気を出したり、午前いっぱい放っておいたくせに、「これもできてないの?わかんないなら、聞いてよ!」と怒ったりする先輩には、ついていきたくないものです。

 

できる先輩看護師は、新人看護師に対しても必要な情報を共有して、相談をしやすい体勢を作ってくれています。新人看護師を教育するための「報・連・相」を知っているのです。

 

看護師の仕事はチームプレーです。ひとりでする仕事ではありません。情報の共有が絶対的に必要で、周りとの協力体制が重要なのです。

 

それでは、新人看護師が『できる看護師』になるためには、どんな「報告・連絡・相談」が効果的なのでしょうか。

 

2−1.できる看護師は報告をためない!

 

新人看護師につきものなのが、先輩への「報告」。

 

バイタルを測っては報告。清拭が終わったら報告。
もちろん、想定外のインシデントを起こしてしまった時なんかは特に、すぐに報告!ですよね。

 

なんでもかんでも報告が大事、と言われても、せっかく報告しているのに「うんうん、はいはい」とおざなりに聞かれたら傷つきます。

 

まして、自分もやることに追われていたら、いちいち先輩看護師を探し出して「終わりました」という手間と時間すら、もったいないですよね。

 

それでも、大事なのが「報告・連絡・相談」です。

 

新人看護師からの報告がなければ、先輩看護師は「いま何をしているのか」「頼んでいるアレは終わったのか」「次、何を頼めばいいのか」がわかりません。

 

先輩看護師が、迷子になってしまうのですね。
そうすると、その先輩看護師の時間を奪ってしまうことになります。

 

頼まれたことが終わったとき、やった自分は「終わったことぐらいわかるだろう」と思いますが、先輩看護師も自分の仕事に追われていれば気づきません。

 

「どうなっているのかな?」と思っているときに、どうやら終わった風でほかのことをしている新人看護師を見かけると、「終わってるなら声かけてよ!」となってしまいます。

 

その場で注意されるのもウツなものですが、一番残念なのは信頼関係が失われてしまうことです。

 

そこでひとつ、その先輩との信頼関係が損なわれてしまうのです。
損なわれた信頼を修復するのは何日もかかります。

 

先輩看護師にとって、報告のない子=「ミスをしても言わないかもしれない子」、「何をしているのかわからないコワイ子」なのです。

 

先輩を探し出す手間と、探し出した挙句に「はいはい、早く次やって」といわれるのは5分で済みます。

 

素っ気なく言われても、きちんと報告したあなたの評価は、先輩の中ではきっとじわじわ上がっているはずです。できる看護師を目指して今日もメゲずに報告しましょう!

 

2−2.できる看護師は連絡で、みんなに情報を共有

 

「検査出し、午前になりました〜。」

 

えっ!聞いてないよ!午後じゃないの!?

 

1人でやることが増え始めると、そんな連絡に焦ってしまうことがあると思います。
今までは先輩が焦ってくれていたのに釣られていたけど、一人で受け持ちを始めると、いよいよその焦りは自分のものです。

 

「はやくしないと!アレをして、コレをして!」
・・と、いろいろスケジュールの組み立てなおしますね。
でも、その前に!「連絡」です!

 

できる看護師は連絡を「情報の共有」のために行います。
情報を独り占めしてしまうと、その情報についてすべてのことを自分だけでこなさなくてはいけなくなります。

 

けれど、その情報をリーダー看護師や先輩看護師と共有することで「新人さん、大変そうだからフォローしよう。」と、周りみんなの助けを得ることができるのです。

 

情報を独り占めして1人で何もかもやろうとすることは、新人看護師さんがやりがちな、一番「よくないこと」です。

 

情報を共有して、みんなの手助けを得ると同時に、自分一人では犯してしまうかもしれないミスのリスクを減らすのです。

 

もしかしたら、人手不足でなんのフォローもしてもらえないかもしれません。だからって、「連絡するだけムダ」ではないですよね。

 

看護の仕事はチームプレー。

 

1人1人が大変な量の業務をこなす看護師業ですが、「みんなでひとつの勤務帯をまわしている」という気持ちが、自分のことも救ってくれます。

 

2−3.実は一番難しい「相談」

 

「で?」

 

新人看護師が言われて、一番困るひらがな。「で?」
たくさん考えて、自分の考え(アセスメント)も含めて相談したはずなのに、そのひと言。というか、一文字。

 

冷たいですよね。私自身も、この返しをされたときは本当にガックリしたものです。
メゲてはいけません。連絡と同じ、「だからって相談するだけムダ」ではないのです。

 

「で?」まで含めて、先輩からの愛のムチ。
自分でしっかり考えて相談することをやめてはいけません!

 

2−4.怒られることは、当たり前

 

「よく、「報告・連絡・相談」したって、どうせ怒られるんだから」
という意見があります。
看護師でいえば、「どうせ冷たくされるんだから」ということもあるでしょうか。

 

ここではっきりわかっておきたいのは、「報告・連絡・相談」は怒られないためにするのではない!ということです。

 

新人看護師に確実な「報告・連絡・相談」を求められるのは、新人看護師さんが犯してしまいそうなミスを防ぐためです。

 

それは、年数を重ねても同じことです。
ミスを恐れる看護師ほど、「報告・連絡・相談」を徹底して行います。
そして、ミスを怖いと思う心こそが、「できる看護師の証」なのです。

 

新人看護師は、怒られて当たり前。知らないことも、わからないことも、先が見えないこともたくさんあります。

 

それをひとつひとつ、「報告・連絡・相談」で先輩と共有して、いろんな経験を積んで、先の見える看護ができるようになっていくのです

 

2−5.「まとめ」

 

『できる看護師』にはどうして「報告・連絡・相談」が大切なのか、わかっていただけたでしょうか。

 

話しにくい先輩、近づきにくい先輩、たくさんいると思います。看護師社会は女社会。なじみにくい人間関係もたくさんあります。

 

とはいえ、「話しにくい先輩ほど、「報告・連絡・相談」を積極的にせよ。」というのは、私自身の教訓でもあります。

 

事前に情報を共有しておくことで、その先輩を自分のトラブルに巻き込みます。
そうすれば、あとで「なんで〇〇しなかったの!?」と長々と説教されることがなくて済むのです!

 

話しにくいなあ、近づきにくいなあ、と思っているうちに報告のタイミングを逃すと、説教のネタを増やしてしまうだけです。

 

先輩のフトコロに飛び込むつもりで常にいろんなことを「報告・連絡・相談」して、できる看護師になっていきましょう。

 

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