看護師辞めたい1年目の転職

看護師辞めたい1年目の転職事情

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新人看護師1年目の転職

看護師1年目の転職ってイメージ悪い?看護師1年目は、看護師人生でもっとも辛い1年とも言えます。ただでさえ覚えることだらけなのに、職場の環境も悪いのでは、辞めたくなる気持ちも当然です。では、看護師1年目での転職にはどんなメリット・デメリットがあるでしょう?

 

1.看護師1年目の実力と転職事情

 

1-1.看護師1年目はどんな理由で辞める事が多い?

 

看護師1年目は、なにかと辛いことの多い時期です。大変だった実習がようやく終わり、国家試験に受かって意欲をメラメラと燃やして就職したはずなのに、気が付けば毎日毎日怒られてばかり。働いても働いてもやりがいは実感できないし、怒られて落ち込んで、落ち込んでいるうちにまたミスをして怒られるの繰り返し・・・もう逃げてしまいたい!そんな風に思えるのは当然ですよね。

 

看護師1年目で辞めたい理由は、主にこのようなものがあります。 

 

  • 先輩や上司との人間関係がキツイ
  • 怒られてばかりで、ちっとも信頼されていない
  • 同期と比べられて、落ちこぼれ扱いされる
  • 看護師の仕事というより、介護をしているようだ
  • 希望の部署に配属されなかった。
  • 休みが少なく、夜勤ばかりで身体がキツイ  などなど

 

自分に当てはまるものはあったでしょうか?看護師1年目は今までの看護師の仕事への理想と、厳しい指導や人間関係などの現実とのギャップに1番悩む時期です。

 

どれだけ頑張れば報われるのか、終わりの見えないくらい日々に、気づけば体調も心の調子も乱れてしまいがちです。

 

1-2.看護師1年目の実力

 

では看護師1年目で辞めた場合、看護師としての実力はどのぐらいでしょうか。

 

入職後数か月で辞めてしまう場合は、正直言ってほぼゼロです。

 

数か月では基礎看護技術もまだ身についているとは言えませんし、看護師というよりはまったくの素人と同じです。

 

周囲の看護師からすると、100%フォローが必要な人間、同勤務にいるとマイナスな人間とみられてしまいます。

 

まる1年ほど勤めれば、基礎看護技術は身についている分、まだ実力はついているといえます。

 

処置をするときに落ちのない準備ができるか、患者さんの病状毎に個別のリスクを考えて処置や対応ができるか、個人の資質にもよりますが、1年勤めていればやや訓練され、まだまだ先輩に主導権は握られますが、看護師と呼べる働きが少しずつできるようになります。

 

1-3.看護師1年目はどんな転職先がある?

 

看護師不足が著しい昨今なので、看護師1年目で辞めてきた、とはいえさまざまな転職先があります。

 

病院で痛い目にあってしまったとしたら、少しのんびりした介護施設や、クリニックで外来業務にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 

看護師の仕事の良いところは、同じ資格でさまざまなジャンルの仕事に就けるところです。

 

ただし、看護師1年目はまだまだ1人前の看護師とは呼べません。

 

勤務人数が少ないクリニックや施設では、1年目を教育するための人員が割けないため、断られてしまうこともあります。

 

逆に、十分な教育を受けられないのに人数が少ない施設に採用されると、事故を起こして自分が泣く羽目になってしまいます。

 

看護師1年目で辞めた場合の転職先は、人数が多く、教育体制がしっかりしたところがお勧めです。

 

また、自分も「看護師1年やってきたんだ」というプライドは捨てて、新卒の看護師と同じように謙虚に学ぶ姿勢が大切です。

 

1-4.看護師1年目で辞めたい、転職したいと言ったら周りの反応は?

 

1年目で看護師辞めたい、転職したいと言って賛成する人はまず、いません。

 

なぜなら、大半のことは年数を重ねれば解決できる、と周りの人間は考えていますし、実際に大半のことは看護師2年目から徐々に解決し始めるからです。

 

ただ、実際に1年目で大変な目に合っている身からすると、「あと何年大変な思いをすればいいのか・・・」と、日々絶望しながら仕事に向かうのは本当に辛いですよね。

 

看護師1年目は、看護師の登竜門です。

 

この先の長い看護師人生で1番つらい1年であることは間違いありません。

 

そのことは周りの先輩看護師もよくわかっていて、厳しい指導をしたり、つらく当たってきたりする先輩も、1年目を乗り越えた看護師のことは徐々に信頼し始めます。

 

看護師1年目は1番ツラい1年ですが、その分、それを乗り越えたときに得るものも1番大きい1年なのです。

 

看護師1年目、むしろ数か月で辞めたい、と思った時も、まずは1年間頑張りましょう。

 

数か月では転職時の条件でもかなり不利となり、本当に人手不足で誰でも欲しい職場=キツイ職場、にしか雇ってもらえない可能性があります。

 

それでは、また同じような職場環境になってしまう可能性があり、転職の意味がありません。

 

本当は、よく言われる通り3年目くらいまでは我慢するのが1番です。

 

もちろん、看護師1年目で辞めたい、というにはそれなりの理由があるのは当然なので、部署での仕事や人間関係がツラい場合は、「異動願いを出す」というのが自分にも施設側にも、最も良い解決策でしょう。

 

何とか看護師数をキープしたい、というのが病院側の本音ですから、異動届を出す際は、異動ができなければ辞める、という意思を強めに伝えるのがよいでしょう。

 

それでも看護師1年目というのは、異動の希望も先輩看護師優先になり、なかなか通らないものです。

 

異動がどうしても無理なら、身体の調子を崩してしまう前に、そして看護師の仕事自体がイヤになってしまうまえに、辞めてしまいましょう。

 

看護師1年目に辞めることの最大のデメリットは、看護師の仕事の魅力の良さに気付けないまま、イヤな思い出ばかりが残ってしまう可能性がある、ということです。

 

看護師の仕事は稼ぎが良いですし、自分に合わせた様々な働き方ができる、便利な職業です。

 

看護師1年目にイヤな目にあわされ過ぎて、看護師自体を毛嫌いしてしまい、「看護師辞めたい!」となってしまうと、1番損するのは自分になってしまいます。

 

本当にイヤになってしまう前に適度に転職して、看護師としての新しい自分の可能性を見つけにいきましょう。

 

2.看護師1年目の転職で成功するには

 

2-1.在職中に次の転職先を探しておく

 

看護師1年目での転職は、経済面でも不安がいっぱいです。

 

まだ仕事を始めて間もなく給料もボーナスも安いですし、貯金もあまりない場合がほとんどです。

 

また、看護師寮に入っている場合は退職と同時に引っ越しとなるため、そのためのお金もかかります。

 

看護師1年目で転職を考える場合は、早めに転職先を探し始めることが大切です。

 

看護寮からの引っ越しを考えると、ほとんど1日も休まずに退職から、新しい職場への勤務が始まるケースも多くあります。

 

体力面と金銭面に余裕をもって、転職活動することをお勧めします。

 

また引っ越しの必要がなくても、看護師1年目で退職、さらにブランクあり、となると、転職先はさらに限られてきてしまいますし、転職先での前評判もかなり悪くなってしまいます。

 

せっかく得た現場での感覚を失わないためにも、早めに転職先を探し、ブランクを作ることは避けたほうが良いでしょう。

 

2-2.看護師1年目はこんな転職先がおすすめ

 

看護師1年目は、まだまだ看護師としては未熟です。

 

看護師経験が1年あるからと、いきなり他の既卒看護師と一緒にされてしまうと、最初は少し胸を張れるかもしれませんが、知識や経験不足でのちのち自分の首を絞めてしまう結果にもなりがちです。

 

他で1年経験があるとはいえ、転職先でもしっかり研修が受けられるところのほうが、今後のキャリアにも有利でしょう。

 

施設によっては就職祝い金や引っ越し準備金が出るところもあります。

 

遠距離の引っ越しや、勤務をしながらの引っ越しは金銭的にも時間的にも、個人でするには厳しいものがあります。

 

当面の余裕に乏しい看護師1年目の転職には、そういった金銭面の援助のある転職先もおすすめです。

 

2-3.看護師の転職支援サイトを利用する

 

看護師1年目で転職先を探すには、転職支援サイトの利用が便利です。

 

看護師1年目で痛い目に合った分、次の職場に期待することがたくさんあると思います。

 

そんな希望を汲んで、条件の良い転職先を探してきてくれるのが、転職支援サイトの担当者です。

 

在職中に転職先を探すのはとても大変ですが、転職支援サイトに無料登録するだけで、担当者が良い求人情報をさがしてくれて、面接日の調整までしてくれます。

 

在職中は電話でのやり取りができる時間も限られるので、ちょうど良いですね。

 

また、転職に不利なことが多い看護師1年目でも、転職支援サイトの担当者を通して話してもらうことで、前評判をかなり上げてもらうことができます。

 

担当者も、採用されてなんぼの商売なので、あなたのいいところを目いっぱいアピールしてくれます。

 

面接での自己アピールはもちろん大切ですが、担当者からの援護射撃は、転職先への信頼度を上げるための、かなり大きな後押しになるでしょう。

 

2-4.退職時のマナー

 

つらい目にあったとはいえ、1年間お世話になった職場にはしっかり挨拶をして退職しましょう。冷たい目で見られたとしても、最終日でもう会わないと思えば、菓子折りを出す手つきも軽くなります。

 

退職時にもっともやってはいけないのは、退職前の無断欠勤です。

 

どうせ辞めるのだと好きなように休む人もいますが、周りにとっては大変な迷惑になりますし、スタッフ全体の士気がとても下がります。

 

社会人として、決められたシフトはきっちりこなしてから、退職するように心がけましょう。

 

3.周りの1年目で転職した新人看護師の話

 

★Aさん【急性期病棟から、療養期病棟へ】

 

Aさんは、職場で厳しい指導に加えて、先輩看護師からの無視やあからさまな陰口など、ひどい虐めにあって転職を決意しました。

「もともと覚えは悪いほうなので、叱られたり厳しく指導されたりするのは仕方がないと思っていました。

 

けれど忙しい病棟だったこともあり、どんどん先輩の態度がキツくなり、私がいても私の悪口を言ったりするので、休憩室にもいられなくなってしまいました。

 

体調も崩しがちだったので、思い切って6か月目に異動を願い出ました。

 

けれど、1年目の途中では異動させられないと言われ、仕方がないので10か月目で退職しました。」 

師長には1年目での異動を勧められましたが、それも確約ではなかったので退職を選んだAさん。

 

看護師1年目で、しかも年度の途中での転職先はかなり限られましたが、転職サイトの担当者が転職先と、研修への参加の仕方などを交渉してくれ、希望だった療養期の病院への転職を成功させました。

「療養期では、前職よりも時間がゆっくり流れるので、丁寧に指導してもらえて助かっています。

 

前職で経験したことを活かせることも多く、つらい毎日でしたが身についたこともあってよかった、と思っています。」

看護師1年目では、条件もほとんど選ばずに就職することが多く、就職後に職場の雰囲気と自分の性格の違いに気づくことも多いです。

 

転職先に、自分の性格に合った職場を選べたことが、Aさんの成功の秘訣ですね。

 

★Bさん【看護師を辞めて、新境地を開拓!のはずが・・】

 

Bさんは看護師1年目で、体力仕事の多さに疲れて辞めてしまいました。ほかの職場に就職した同期の看護師からも、どこも体力的にキツイ、と言われて看護師を辞めることを決意。看護師以外で気軽に稼げる、ということで学生時代に体験入店したことのある水商売の店に勤め始めました。

「初めは体力も使わないし、話すことは好きなので水商売の接客で一生やっていこうって思っていました。

 

けれど、年齢を重ねると共に水商売ではどんどん働きづらくなりました。かといって看護学校卒業の学歴では、一般の就職先には書類審査も通らなかったので、いまはカラオケ店で深夜のバイトをしています。

 

結局、体力的にツラい仕事でないと食べていけなくなってしまったので、だったら看護師やっていればよかったと、今では思っています。」

看護師1年目で辞めて、その後ブランクになってしまったBさん。看護師の仕事に戻ることに大きな抵抗がありましたが、友人に勧められて近所の病院で外来業務のバイトを掛け持ちし始めました。

 

ブランクがあっても、体力を使わなくても、看護師の仕事ができると知り、Bさんは看護師の仕事に前向きな気持ちを取り戻し、今では同系列のクリニックで常勤看護師として働いています。

 

★Cさん【給料が安くて辞めちゃった!】

 

民間の急性期病院に勤め始めたCさん。看護師の仕事はとても好きになれ、職場の人間関係もとてもよかったのですが、入職時に想定していた給料よりも、実際の給料がだいぶ安いことにとても困っていました。

 

その病院は地方にあったので、車のローンを払い、たまに都会に遊びに行くと貯金は全くできない状態でした。せっかく働いているのだからそれなりに遊びたいし、貯金ができないのでは今後の不安があります。

 

先輩看護師に聞いても今後も大して給料は上がらない、ということだったので、思い切って1年目を終えたところで退職しました。

 

「地方の病院だったので、思い切って都会の給料が良い病院に転職しました。

 

事前にしっかり給与面の確認をしたかったので、転職支援サイトの担当者の方に確認してもらいました。

 

もちろん転職時の面接では、給与面のことは言っていません。実際、今の病院のほうがキャリアアップにつながりそうだったので、研修面などを転職の理由にしています。

 

都会で繁華街も近いし、お給料も上がったので、少し人間関係面では苦労もありますが、オフでリフレッシュできているのでそんなに気になりません。」

 

 

転職の優先事項をしっかり見据えて転職できたCさん、最初の職場も好きだったので決断するのに勇気はいりましたが、結果的には良い転職ができたようです。

 

給与など待遇面での確認は、自分ではしづらいもの。転職サイトの担当者を通してさりげなく確認できたことが、安心して転職できる大きなカギになりました。

 

4.まとめ

 

看護師1年目での転職はとても大きな決断ですが、1年目のツラい思い出を払拭する大きなチャンスでもあります。

 

看護師は幅広く、末永く付き合える職業です。

 

転職支援サイトなど、利用できるものは大いに利用して、新しい看護師としての可能性が開けるといいですね。

 

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